ナルコレプシーについて 知っといてもらいたい
自己紹介のとこに書いてある(見てない人もいると思いますが)
“ナルコレプシー”って何? 初めて聞いた
って人もいるかもなので僕の体験を踏まえて説明します。
ナルコレプシーとは、睡眠障害の一種で昼間にすんごい眠気が襲ってくる病気のこと。
だから昼寝が日常茶飯事。
原因は脳の視床下部という部分の働きが弱いせい(だった気がする。)
治療法がなくて、薬を飲んで眠気を抑えることしかできない。
眠気の他に脱力発作という発作があるのが特徴。(ない人もいるらしいけど、ぼくは起こる。)
大きな感情の起伏が起きたとき(起こったりとか、笑ったりとか、泣いたりとか)に全身の力が一瞬にして抜けるというもの。
全身のスイッチが一気に フッ・・・ て切れるイメージ。
自分は力を入れたいのに入らない。立つのも歩くのも難しい。
他に、金縛りとかもあった気がする。
“すんごい眠気”だから耐えるなんて無理。日常的な生活の中でなら大体の場面で寝てしまうと思う。僕の場合、講義の最中は当たり前で、テストだって、車の運転だって、友達とゲーセンにいるときだって、眠いときは眠い。てか寝てしまう。
ほんとは寝たくなくても寝てしまう。
しかも一日に何回か眠気の波が襲ってくる。
薬は飲んでるけど、飲まないよりはマシといった具合。
眠気は周期的に現れる。耐えようとすると1時間くらいは眠気が続く。
そのまま寝ると、15~30分くらいですっきりする。
脱力発作は薬のおかげであまり現れない。(僕の場合)
起きたときは 軽度:一瞬だけ少し力が抜ける→戻る を繰り返す。
がくがくするけど歩けないことはない。
笑いたいのに笑えない。しゃべりたいのに口が動かない。
重度:全身の力が抜けて立ってられない。崩れ落ちる
起き上がるための力も入れられない
という感じ。
この病気は居眠りという行動が主な症状なので、気づかないで生活している人が多い(らしい)
僕も 昼間によく眠くなるな~ って感じで、あまり気にしてなかった。
気づいたのは脱力発作が起こるようになってから。なんか力が抜けるときがあるな~って思ってネットで検索したら、ナルコレプシーがヒットして
んんんん!すげー当てはまると思い病院へ、そして判明した。
講義中に居眠りするなんて不真面目なやつだな、
とか勤務時間中なのに寝てるなんてあり得ないとか、
病気っていうのを言い訳にしてるんじゃないのかとか、
色々思う人もいるかもしれないですが。
その人がナルコレプシーだとわかっているなら、そういう病気を持っている人なんだと理解して欲しいです。
決して寝たくて寝てるわけじゃないんです。夜更かししてるわけじゃないんです。
あ、ちなみに、
ナルコレプシーの診断には特別な機械が揃っている病院での検査が必要で、この検査は病院に泊まり込み、二日かけて行います。
あと、そこそこなお値段が・・・(学生感覚で)
もし、自分もそうかもと思ってもすぐに病院に行かず、まずは自分の生活がどんなんだか振り返ったり、病気についての情報を集めたりしたほうがいいと思います。
病気について他に知りたいことあったら、コメントとかメールをくだされば、答えられる範囲で答えようと思います。